【保湿力が違う】ヒト型セラミド美容液の効果・植物性との違い・選び方を解説

【保湿力が違う】ヒト型セラミド美容液の効果・植物性との違い・選び方を解説

「セラミド配合」と書いてあれば、どれも同じ。そう思っていませんか?

実はセラミドにはいくつか種類があり、
中でもヒト型セラミドは、人の肌に生まれつき存在するセラミドに近い構造を持つ成分です。

セラミドを選ぶなら、“入っているか”だけでなく、どの種類のセラミドかまで見るのがおすすめです!

この記事では、現役化粧品研究者・Takaoがヒト型セラミドの特徴・種類・成分表示での見分け方、そして美容液の選び方までを解説します。

セラミドが不足すると肌に何が起こるのか

セラミドとは?角質層を守る「細胞間脂質」の主役

細胞間脂質の組成の約50%を占めるセラミド

肌の一番外側にある角質層は、角質細胞と細胞間脂質が交互に積み重なった構造をしています。そしてこの細胞間脂質の約50%を占めているのがセラミドです。

セラミドは、NMF(天然保湿因子)と並ぶ肌の保湿の要。セラミドは、水に溶けにくく、油に近い性質であるため、肌内部の水分蒸散を防いでくれています。NMFが「水分をたっぷり蓄えたレンガ」だとすると、セラミドはそのレンガを隙間なく埋める「防水パテ」のような役割を果たしています。このセラミドが十分にあってはじめて、肌のバリア機能が正常に保たれます。


セラミドが不足する主な原因

  • 加齢:20代後半から、肌内部のセラミド量は少しずつ減り始めます
  • 洗顔のしすぎ・界面活性剤の多用:過度の洗浄で細胞間脂質が流れ出しやすくなる
  • 紫外線ダメージ・乾燥環境:バリア機能を壊す外的ストレス

また、「インナードライ」と感じている方の多くはセラミド不足が一因である可能性があります。肌内部の油分が足りなくなると、皮脂を過剰に分泌して補おうとするため、外側はテカテカしているのに内側は乾燥しているという状態が起きます。

ヒト型セラミドとは?植物性・擬似セラミドとの違いを解説

セラミドの3種類を比較

市販の化粧品に配合されているセラミドは、大きく3種類に分けられます。

種類 特徴 成分表示例
ヒト型セラミド 人の肌に存在するセラミドと同じ化学構造。非常に高価。 セラミドNP、セラミドNG、セラミドEOP、セラミドAP など
植物性セラミド 米・コンニャクなど植物由来。穏やかな作用で入門向け グルコシルセラミド、ユズセラミド など
擬似セラミド(合成セラミド) 化学的に合成。コスパが良く、高配合しやすい ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) など

ヒト型セラミドの成分表示での見分け方

成分表示で「セラミドNP」「セラミドNG」「セラミドEOP」などと記載されているものがヒト型セラミドです。

人の肌にはもともと複数の種類のセラミドが存在しています。そのため、複数種が配合されているものほど、角質層のセラミドをより幅広く補いやすいと考えられています。

どんな肌質に特に向いている?

乾燥肌・インナードライ・敏感肌・カサつきや粉吹き・バリア機能が低下している肌に向いています。肌本来の成分と同じ構造のため刺激になりにくく、添加物が少ない処方であれば肌が揺らぎやすい方でも取り入れやすい成分です。

LOGOSKIN.ヒト型&擬似セラミド美容液の使い方

LOGOSKIN.のセラミドピュアエッセンスは、ヒト型セラミドと擬似セラミドを純分で5%も配合した贅沢な美容液です。2種のセラミドを混合することで、肌への作用・濃度・コストパフォーマンスのバランスを最適化しています。

スキンケアの基本順番は以下の通りです。

  1. 洗顔
  2. 化粧水(水分補給)
  3. セラミド美容液(バリアを整える)
  4. オイル or クリーム(フタをする)

化粧水で水分を届けた後にセラミド美容液を重ねることで、せっかく入れた水分を逃がしにくくなります。

使用量は1滴から最大でも2滴が目安。量が多ければいいわけではなく、薄く均一に伸ばすことで角質層に届きやすくなります。

また、セラミドとNMFはセットで補うことで角質層の保湿構造をより整えやすくなります。NMFとセラミドの関係についてはこちらでも詳しく解説しています。

セラミドについての基礎知識はセラミドの基礎解説記事も参考にしてみてください。

セラミドピュアエッセンスを見る → NMFピュアエッセンスを見る →

よくある質問

Q. ヒト型セラミドと植物性セラミド、どちらを選べばいい?
バリア機能の低下が気になる乾燥肌・敏感肌の方には、ヒト型セラミドがおすすめです。植物性セラミドは、昨今のSDGsや天然由来ブームによって注目されている原料ですが、効果実感を目的とするなら、ヒト型セラミドがおすすめです。またコストパフォーマンスや高濃度セラミドを使いたい場合は、バランスの取れた擬似セラミドもおすすめです。
Q. セラミド美容液は毎日使っていい?
はい、毎日使うことをおすすめします。セラミドは毎日少しずつ減少していくため、継続的に補うことで肌のコンディションを整えやすくなります。
Q. 成分表示でどこを確認すればいい?
「セラミドNP」「セラミドNG」「セラミドEOP」「セラミドAP」などの記載を探してください。これらがヒト型セラミドを示す成分名です。成分表示は配合量の多い順に記載されているため、より前半に書かれているほど多く配合されています。
Q. 敏感肌でも使える?
ヒト型セラミドは肌本来の成分に近い構造のため、比較的刺激になりにくい成分です。ただし、製品によっては、セラミド以外に香料・アルコールなどの添加物が含まれる場合があります。肌が揺らぎやすい方は目立たない場所でパッチテストをすることをおすすめします。
Q. 化粧水の前と後、どちらで使う?
化粧水の後がおすすめです。化粧水で水分を補給した後にセラミド美容液を重ねることで、水分を保持しやすくなります。

まとめ

ヒト型セラミドは、肌の角質層に本来備わっているセラミドと同じ構造を持ち、バリア機能を整えるうえで重要な成分です。成分表示では「セラミドNP」「セラミドNG」などの記載で確認でき、乾燥肌・敏感肌・インナードライが気になる方に特に向いています。化粧水の後に毎日継続して使うことが、肌コンディションを整えるうえでのポイントです。

乾燥肌・バリア機能低下でお悩みの方へ、3つの方法でサポートします。

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著者情報

畑田 貴生|LOGOSKIN. 創業者・化粧品研究者
化粧品検定1級・特級コスメコンシェルジュ。
化粧品・調香の両領域でキャリアを積み、原料選定・処方設計・商品企画・薬事対応・販売促進まで一貫して担当。
スキンケア・健康食品分野でのOEM開発実績は1,000アイテム以上。
化粧品原料商社および化粧品製造会社の外部研究員を兼務。
現在は自社ブランドLOGOSKIN.の運営と、化粧品・健康食品領域の商品開発・薬事コンサルティングに従事。

編集方針

実務経験と化粧品研究の知見をもとに、成分理解を深めることを目的に構成しています。特定の効果効能を保証するものではありません。監修記事ではなく、実務経験に基づく一次情報の発信として執筆しています。

参考資料

  • 花王株式会社「角層の細胞間脂質」スキンケアナビ - https://www.kao.com/jp/skincare/skin/structure-03/
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